帰国者への試練!関空到着~コロナ検査~入国までの体験談と所要時間(子連れ)

飛行機の写真 帰国フライト

今回は、2人の子どもを連れてドイツから日本に帰国した話です。

こんな状況ですが、というかこんな状況だからこそなのですが、夫と話し合った結果、私と子どもたちだけしばらく日本に帰国することにしました。

家族が離れ離れになってしまうのは辛いですが、万が一夫と私がドイツで新型コロナに感染して重症化した場合に、子どもたちをどうするのか、どうなってしまうのか…。頼れる親族が一人もいない国で暮らす私たちにとってはそのことが心配でたまらなかったので、まだ飛行機に乗れるうちに私と子どもだけでも日本に帰ろうということになりました。

我が家にとっては、子どもの安全を確保するための苦渋の選択でしたが、他にも様々な理由で、今どうしても日本に帰らないといけない人もいると思います。今回の帰国に際して、私がいろんな方のブログや経験談に助けれたのと同じように、この経験がこれから帰国される誰かの参考になるように、私も今回の記録をブログで残しておきたいと思います😊

※2020年12月末の情報です。日が経つにつれて最新の情報とは異なってくる可能性もあるので、ご注意ください。また、空港内では『写真禁止📷』の張り紙をたくさん見かけたので、画像はほとんどありません。

一度日本に入ってしまうと国内で乗り継ぐことが出来ないので、今回はエミレーツ航空を利用して『ドイツ発⇒ドバイ乗り継ぎ⇒関西空港着✈』というルートで帰国しました。

関空からは車で実家に直行です(家族のお迎え)。

出発前(準備)

出発前に特に気掛かりだったのは、『到着後の検査にかかる時間』でした。自分ひとりなら我慢できても、子どもは確実に愚図ります。特に子どものオムツや着替えが足りなくなったり、食べさせるものが無くなってしまうことが心配でした。

子連れでの検査はスムーズに進まないだろうし、大人以上に時間がかかると想像できたので、少なく見積もっても3時間程度。下手をすると5時間くらいかかるかもしれない…という心づもりで、大量の荷物をリュックサックに詰めて持っていくことにしました。

私が実際に持って行った手荷物はこちらの記事にまとめています⇩

コロナ禍で帰国!子連れ家族が機内に持ち込むべきおすすめアイテムと経験談
2020年12月末に、4歳と1歳の子どもを連れて日本に帰国しました🛬通常の入国審査に加えて、日本到着後のコロナ検査にどれだけ時間がかかるか予測がつかないという特別な状況の中で、私が手荷物として機内に持ち込んだものと...

また、私は大人1人に対して子どもが2人なので、常に目が離せません。そこで、現地での手間をひとつでも減らすために、出発前に自宅PCからweb質問票に入力して、『QRコード』を取得しておきました。

※搭乗前に「質問票Web」でQRコードを作成できていない場合は、日本の空港に到着してから用意することになります。その際、自分のスマホやタブレットを持ってなければ、空港に設置しているパソコンから「質問票Web」に入力して、QRコードを作成することになります。時間短縮、心の余裕を保つ為にも、子連れは特に、QRコードを前もって用意しておくことをお勧めします!

web質問票に回答し、QRコードを取得する方法

こちらのリンク(https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp)へ移動し、画面中央にある『次へ』を押して、質問に答えていきます。入力が終わるとQRコードが表示されるので、印刷するか、スマホで写真をとっておけばOKです。なお、QRコードは家族全員分が必要ですが、2人目からは便名等の情報が残されているので、入力作業は少し楽になります。

その他の準備として、フライトの前日に地元(ドイツ)の検査所でPCR検査を受け、当日は陰性証明書を持参していました。私たちの経路と条件(日本人が日本に帰国)であれば、陰性証明書は不要でしたが、いつどのタイミングで旅行要件が変更になるか予想出来なかったことと、子どもを連れているので可能な限りトラブルを避けたいという思いから、あくまで転ばぬ先の杖的な感覚で用意していました。

実際にドイツの空港でチェックインする時に「搭乗者全員分の陰性証明書を見せてください」と言われました。(目的地に関わらず、搭乗者全員が「陰性」を確認されていました)

ちなみに、陰性証明書を確認されたのはチェックイン時のみで、その後ドバイでの乗り継ぎや日本到着後に確認されることはありませんでした。

機内

機内では、3枚の用紙が配布されました。

①質問票・健康カード(下記画像です)

②携帯品・別送品申告書

③質問票webの利用方法と説明書

機内で配られた質問票・健康カード(表と裏両面に記入します)

機内では①質問票・健康カードと②携帯品・別送品申告書に記入しました。質問票webは出発前にQRコードを取得していたので、説明文を軽く読んだだけでOKでした。

到着後

関空に到着(機内の座席で待機)

飛行機が着陸すると、まずは自分の座席で待機するようにとのアナウンスが入り、その後ファーストクラスから順番に外へと案内されていきました。

私たちはエコノミーの中でもかなり後ろの方の座席だったので、最終グループでした。

なかなか順番が来ないことに苛立ち、荷物を持って通路で待機している人や、前の方の座席に詰めている人もいましたが、CAさんから「元の座席に戻ってください!案内があるまで動かないでください」と注意されていました。

降機(機内から外へ)

やっと私たちの順番がきて、飛行機を降ります。

順路に沿って少し進むと、広い通路にイスがズラーっと並べてあり、前から順番に座って待つよう案内されました。

振り返ると、果てしなく続くパイプ椅子…。

通路で待機

私たちは最終グループの中でも一番最後だったので、前に並んで座っている人から少し離れて席を取り、邪魔にならないように後の方で子どもたちをチョロチョロと遊ばせていました。

なかなか呼ばれないことが明らかだったので、近くのトイレに入り、4歳児のトイレと、1歳児のオムツ交換を済ませておきました。

機内では静かにしていた子どもたちでしたが、広いところに出てテンションが上がってしまったのか、ここではおもちゃや絵本に見向きもせず、走り回ってしまって大変でした…他の人の迷惑になってはいけない!と思う気持ちがプレッシャーになり、必要以上に怒鳴り散らしていたかもしれません⤵

待っている間に、前方のグループが案内されて先に進み、前のグループが移動した分だけ私たちも前に移動して、そこでまた待機…というのを2回ほど繰り返しました。

ずっと待っていて喉が渇いたので、ペットボトルの水を持っていて良かったです。

シャトルで移動

通路で待つこと約45分。ついに自分たちのグループ(最終グループ)の番が来て、係の人の案内のもと、シャトルに乗って移動しました。

シャトルを降りたところで、イスに座ってまた待機です。

生後4か月頃の赤ちゃんを連れた家族が、この段階で先に案内されていました。

(私たちは他の人と一緒に待機)

エスカレーターを降りたところで、またイスに座って順番を待ちます。

いつもなら、シャトル移動⇒エスカレーターを降りる⇒検疫カウンターを通過⇒入国審査という直線コースが、迷路のように入り組んで果てしなく続く長い道のりへと変わっていました。

内容確認+唾液の採取

係員に呼ばれ、長机に案内されます。そこで『質問票・健康カード』とパスポートを渡すと、係の方に内容を確認されました。

ドイツからですね?等、いくつか質問されました。

ドイツは「新型コロナが特に流行している地域」だったこともあり、『質問票・健康カード』にドイツと赤いボールペンで追記されました。

その後、家族ひとりひとりの『質問票・健康カード』と検査容器に、日付+4桁の数字が書かれたバーコードのシールが貼られ、検査容器とロートを持って唾液採取ブースに進むよう指示されました。

一人一人番号が違うので、間違わないように注意してください、と念を押されました。

唾液採取ブースに進むと、また別の係員の案内のもと、パーテーションで区切られた個人ブースへ移動し、それぞれ唾液を摂取しました。

私の緊張を感じとったのか「やりたくない!」という上の子に対して、その場にいた女性職員が優しい声で「頑張れ!もう少し!」と応援してくれたので、上の子もなんとか唾液を出すことに成功しました。

ただ、下の子は練習したにも関わらず断固拒否。

とりあえず試させてもらったのですが「…無理そうですね」と判断され、別室へ移動し、鼻から綿棒を入れて鼻咽頭ぬぐい液を採取することになりました。

下の子の検査の間、上の子は少し手前にある部屋で、ソファに座って待つよう指示されました。アンパンマンのDVDが流れていたので、愚図ることもなく静かに座っていました(荷物もそこに置きます)

私と下の子だけさらに奥へ通され、イスにかけます(下の子は私の膝の上)。

ここで「あーんと口を大きく開けられる子は口から検査。出来ない子は鼻からになります」と言われ、最後のチャンス!と必死で口を開けさせようとしましたが、結局鼻から綿棒を突っ込まれて、大泣きすることになりました。

親が子をひざの上に乗せ、親の両足で子の足を、親の両手でこの手を抑え、係員の一人が頭を固定し、もう一人が鼻に綿棒を突っ込む感じでした。鼻から入った綿棒が、口から出て来てびっくりしました…。

係の方に、「検査結果がでるまで、どのくらいかかりますか?」と質問してみたところ、「検査方法は同じなんだけど、結構な確率で再検査になるから…結果がちゃんと出るか…ですね」と困ったような顔で濁されました…。(再検査を想定して一瞬クラッっとなりました)

何はともあれ、とりあえず下の子の検査が終わり、やっと『検査後の順路』へ進めることになりました。(私と上の子の検査は10分ほど、下の子の検査は、別室への移動も含めて5~6分で終わりました)

この時点で私たちは、次の便のグループに追いつかています。

(子連れは時間がかかります…)

QRコードの登録

唾液接種ブースから長い通路を通って順路を進んでいくと、いよいよ事前に準備したQRコードを見せる場面の到来です。

(ここに来るまでにQRコードが用意出来ていなかった人は、順路の途中にあるPCでQRコードを作成するのでもうひと手間かかります)

順路の途中でしゃがみこんでノートPCを開いて、何やら苦戦していた人も見かけたので、QRコードはスマホに保存しておくか、プリントアウトして持っておくのが無難です。

案内されるがまま、長机に座っている係員に家族全員分の『質問票・健康カード』とQRコード、パスポートを渡します。(PCで何やら登録されます)

検査結果が出るまで待機

それが済むと、待合場所(17番の搭乗口付近)へ進むよう指示されます。前の方に置いてある大きなモニターに自分の番号(下3桁)が表示されるまで、そこで待機します。

緊張が解けたのか、子どもが「お腹空いたー」というので、おやつを食べながら結果を待ちました。(その場にいた職員の方に確認したら、もう食べてもOKとのことでした)

結果発表

モニターに自分の番号が表示されると、さっき通った順路を引き返すようなかたちで進んで(チェーンで行きと帰りに順路が分かれています)、入国審査の方へ向かいます。

この時点で壁に「陰性者順路」と書かれてあったので、陰性だとほぼほぼ確信していましたが、入国審査の手前に設置されたデスクで係の方から「陰性でした」と正式に結果が知らされ、噂の赤い紙(無地)が渡されました。

その後、手の消毒を促され、消毒してから入国審査へ進みます。

入国審査と受託荷物の受け取り

ここまで来れば、後は通常の帰国と同じ流れです。

入国審査では、子連れということで、少しだけ他の方よりも早く案内してもらえました。もう体力が限界に近かったので、この心遣いが本当に有難かったです。

入国審査が終了すると、エスカレーターを降りたところでスーツケースとベビーカーを受け取り、『携帯品・別送品申告書』を提出して、外に出ました。

ここまでかかった時間は、飛行機が着陸してからちょうど3時間でした。

感想

ただでさえ辛い長時間フライトに加え、日本到着後に何時間かかるか分からない検査まであるという、控えめにいっても『お先真っ暗』な状況でしたが、子連れでもなんとか乗り切ることが出来ました。

私たちは、進むのが遅すぎて次の便の人と混ざってしまったこともあり、検査結果が出る前に、間違って陰性確認後の順路に誘導されてしまい、2人の子どを連れて、大量の荷物と3人分の上着を抱えてウロウロさまよい歩くことになったのですが、見かねた係員の方が荷物を運ぶのを手伝ってくださったり、子どもに話しかけてくださったお陰で、後半は和やかなムードで終えることができました。

あと何時間したら解放されるかのも分からないこの状況下でも穏やかな心をキープしていられたのは、いろんな方が親切にしてくださったからかもしれません。

ストレス値がピークだったドバイでの乗り継ぎの時に、意味もなく同じ道を往復りする羽目になっていたら、ブチ切れていたと思います…

とにかく今回は、予想通り時間はかかったものの体調不良や荷物の紛失もなく、到着後の検査も全て順調に進み、無事に日本に入国することが出来たので、万々歳です。

優しい声をかけてくださった方、お世話になった方、どうもありがとうございました!

子連れ向けの注意点

最後に、子連れで帰国に挑む人に向けて、参考になりそうな情報を共有しておきます😇

手荷物以外は、入国審査後まで受け取れない

スーツケースに入れたものは、検査が終わった先にある入国審査が完了するまで受け取れないので、紙おむつや着替え、食料など必要なものは手荷物として持ち込みましょう。

また完全に折りたためるタイプのベビーカー(機内持ち込み可能のサイズ)以外は、飛行機に持って入ることが出来ないので、到着後のコロナ検査が終わって受託手荷物を受け取るまで使用できません。心配な人は、手荷物に抱っこひもを持ち込みましょう。

両手に荷物+上着+子どもを抱えるとなると手がパンパンになってかなりキツイですが、途中で補充することが出来ないので、最低限+αで用意しておくことをお勧めします!

売店は無い(結果待ちの待合所に自販機はありました)
検査時に唾液を提出するまでは飲食禁止ですが、検査結果を待っている間は食べてもOKでした。

飛行機を降りてから外に出るまでは売店が見当たらなかったので、最後の機内食以降、次に何かを買って食べられる状態になるまで先は長いです。到着後少なくとも2~3時間はかかると見積もって、非常食を手荷物に入れておくことをお勧めします。

トイレに行く時間はある

待ち時間が長いので、トイレに行く時間はたっぷりあります。私は機内で済ませてから外に出たために検査の順番が遅くなってしまったので、飛行機を降りるときは遅れないように外に出て、通路のベンチで席を取ってから、近くのトイレを利用しましょう😇

子連れの旅は親も子どもも本当に大変ですが、これから旅に出られる方のご武運を祈ります🍀頑張ってください!!

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